2016年01月10日
CB750F 圧縮圧力回復剤添加
こんにちは。旧車乗りのみなさんNUTEC社が販売しているNC-202圧縮圧力回復剤をご存知でしょうか?
通常エンジンの圧縮圧力が下がってきた場合、元に戻すにはエンジンを分解して最低限ピストンリングの交換とバルブの擦り合せが必要になってきます。エンジンの状態によってはピストンの交換、シリンダーのボーリング、バルブの交換、バルブシートリングの交換などが必要になってきて費用もかなりかかってきます。
NUTEC社が出しているNC-202はエンジンを開けずにピストン及びピストンリングとシリンダーの磨耗により圧縮圧力が低下してきたエンジンを復活させる為に開発された添加剤です。この添加剤はプラグホールから添加する添加剤ですのでバルブ周りの不良で圧縮が落ちてきている場合には有効ではありませんのでご注意下さい。

添加剤という言葉に拒絶反応をおこす人もいるかと思います。拒絶はしないまでも基本的に効果は無いものと考えている人も多いのではないでしょうか。僕もその一人です。
基本的に添加剤の部類はおそらく効果は無いけど少しでも効果が有ったらいいな・・・程度の考えです。
効果が出るのが添加後かなり時間を要する物がほとんどなのもそう考えてしまう要因の一つだと思います。
こちらのNC-202もどれほどの効果が有るのか半信半疑では有りましたが一度自分のバイクで試してみようと考えて一つだけ仕入れていました。
仕入れる時にメーカーの人に色々聞いた所によると、効果は抜群で施工後すぐに効果が現れる。施工方法を守り、施工後の慣らしもしっかり行えば20000km位は十分にもつと言う事でした。
そして中々自分のバイクに施工する機会がなく、まあその内にと考えていた頃CB750Fの始動時の白煙が気になるという相談を受けました。
白煙が出る主な原因は大きく分けるとオイル下がりかオイル上がりになってきます。オイル上がりが原因であればピストン、ピストンリングの磨耗、シリンダーの磨耗が疑われます。
オイル下がりであればバルブステムシールの劣化、バルブステムの磨耗、バルブガイドの磨耗等が疑われますね。
そう言う話をしている中で、こんな添加剤がありますよ~なんて事を言ったら興味を持って頂けました。
実際、自分で試した事が無い物なので効果がどこまで出るかは分からない旨をお伝えした上で施工してみようということになりました!
オイル下がりの可能性も考えて同時にワコーズのEPS(エンジンパワーシールド)も添加する事になりました。

こちらの添加剤はゴムによく効く添加剤で経年劣化で硬くなってきたゴムに弾力を復活させオイルの滲み等をとめる効果が有ります。
その他にもエンジンオイルの性能自体を向上させる効果も有ります。
もしバルブステムシールがやや劣化してきている為にオイル下がりが起こっている場合はこちらの添加剤が効いてくるかもしれません。
この添加剤もメーカーの人曰く良く効く添加剤だと言う事です。ただし効果が現れるまでは1000km位はかかると言う事でした。
さてここからは実際の施工です。
まずは商品から
1本¥6480 施工工賃¥5400~

暖気後、施工前の状態を把握する為、圧縮圧力を測定します。
こちらの車両は1番10.8 2番9.8 3番10.8 4番10.8 (kg/cm2)でした。全然悪くないです。ただ2番だけが他に比べると少し低いです。
ちなみにサービスデータ上では基準値12kg/cm2です。 (CB750FZのマニュアルしかなかったのでFZの基準値です。)

続いて施工の準備です。

詳細な施工方法はメーカーの意向により非公開とさせて頂きます。
施工完了後、再度圧縮圧力値を計測します。本来、施工後100km位慣らし運転をしてコーティングを安定させてから計測する必要が有りますが施工後すぐでもある程度効果が現れると言う事だったので計測してみました。
1番11.5 2番11 3番11.2 4番11.6(kg/cm2)という結果になりました。
2番が11kg/cm2まで上がってきています!!その他も少しずつですが上がっています!!今回の車両はそれほど低下していた訳ではなかったので大きな変化は有りませんでしたがもっと経たっているエンジンならさらに効果が有るのでは!?
まあ経たり過ぎてるエンジンには何やってもダメかもしれませんけどね。
一緒にEPSの添加の為エンジンオイル交換も行いました。

あとは白煙が出ないようになってくれればいいですね!
通常エンジンの圧縮圧力が下がってきた場合、元に戻すにはエンジンを分解して最低限ピストンリングの交換とバルブの擦り合せが必要になってきます。エンジンの状態によってはピストンの交換、シリンダーのボーリング、バルブの交換、バルブシートリングの交換などが必要になってきて費用もかなりかかってきます。
NUTEC社が出しているNC-202はエンジンを開けずにピストン及びピストンリングとシリンダーの磨耗により圧縮圧力が低下してきたエンジンを復活させる為に開発された添加剤です。この添加剤はプラグホールから添加する添加剤ですのでバルブ周りの不良で圧縮が落ちてきている場合には有効ではありませんのでご注意下さい。

添加剤という言葉に拒絶反応をおこす人もいるかと思います。拒絶はしないまでも基本的に効果は無いものと考えている人も多いのではないでしょうか。僕もその一人です。
基本的に添加剤の部類はおそらく効果は無いけど少しでも効果が有ったらいいな・・・程度の考えです。
効果が出るのが添加後かなり時間を要する物がほとんどなのもそう考えてしまう要因の一つだと思います。
こちらのNC-202もどれほどの効果が有るのか半信半疑では有りましたが一度自分のバイクで試してみようと考えて一つだけ仕入れていました。
仕入れる時にメーカーの人に色々聞いた所によると、効果は抜群で施工後すぐに効果が現れる。施工方法を守り、施工後の慣らしもしっかり行えば20000km位は十分にもつと言う事でした。
そして中々自分のバイクに施工する機会がなく、まあその内にと考えていた頃CB750Fの始動時の白煙が気になるという相談を受けました。
白煙が出る主な原因は大きく分けるとオイル下がりかオイル上がりになってきます。オイル上がりが原因であればピストン、ピストンリングの磨耗、シリンダーの磨耗が疑われます。
オイル下がりであればバルブステムシールの劣化、バルブステムの磨耗、バルブガイドの磨耗等が疑われますね。
そう言う話をしている中で、こんな添加剤がありますよ~なんて事を言ったら興味を持って頂けました。
実際、自分で試した事が無い物なので効果がどこまで出るかは分からない旨をお伝えした上で施工してみようということになりました!
オイル下がりの可能性も考えて同時にワコーズのEPS(エンジンパワーシールド)も添加する事になりました。

こちらの添加剤はゴムによく効く添加剤で経年劣化で硬くなってきたゴムに弾力を復活させオイルの滲み等をとめる効果が有ります。
その他にもエンジンオイルの性能自体を向上させる効果も有ります。
もしバルブステムシールがやや劣化してきている為にオイル下がりが起こっている場合はこちらの添加剤が効いてくるかもしれません。
この添加剤もメーカーの人曰く良く効く添加剤だと言う事です。ただし効果が現れるまでは1000km位はかかると言う事でした。
さてここからは実際の施工です。
まずは商品から
1本¥6480 施工工賃¥5400~
暖気後、施工前の状態を把握する為、圧縮圧力を測定します。
こちらの車両は1番10.8 2番9.8 3番10.8 4番10.8 (kg/cm2)でした。全然悪くないです。ただ2番だけが他に比べると少し低いです。
ちなみにサービスデータ上では基準値12kg/cm2です。 (CB750FZのマニュアルしかなかったのでFZの基準値です。)
続いて施工の準備です。
詳細な施工方法はメーカーの意向により非公開とさせて頂きます。
施工完了後、再度圧縮圧力値を計測します。本来、施工後100km位慣らし運転をしてコーティングを安定させてから計測する必要が有りますが施工後すぐでもある程度効果が現れると言う事だったので計測してみました。
1番11.5 2番11 3番11.2 4番11.6(kg/cm2)という結果になりました。
2番が11kg/cm2まで上がってきています!!その他も少しずつですが上がっています!!今回の車両はそれほど低下していた訳ではなかったので大きな変化は有りませんでしたがもっと経たっているエンジンならさらに効果が有るのでは!?
まあ経たり過ぎてるエンジンには何やってもダメかもしれませんけどね。
一緒にEPSの添加の為エンジンオイル交換も行いました。
あとは白煙が出ないようになってくれればいいですね!
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