MOTO FACTORY SEASIDEJETCITYのブログ

Z750GPのハンドル交換とヘッドライトを丸型に変更したいとご用命頂きました。





とりあえず実際にさわったことの無い車種だったのでバーハン化するにあたって、専用のトップブリッジがあるのかどうかなどインターネットにて色々情報を調べました。
そこで先人たちの情報によるとZ650かZ750FX-2、Z750FX-3のトップブリッジがポン付け可能という情報がちらほらと・・・。
有難くその情報を使わせて頂きました！

・・・でオークションで中古のトップブリッジをGET。Z650用と書いていたし、車両の写真も載ってあったのでZ650用かと思いますが他のZ650用のトップブリッジと見比べるとメーターステーの形状がちょっと違うような・・・年式とかで違うのかな！？それともZ750FX-2用なのかな。



まあどっちにしてもメーターステーはそのまま使えないと思うので問題ではないですね。
さっそく仮で車両に組み込んでみました。・・・あれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ステムとフォークとのオフセットやフォーク径等は全くもってZ750GPと同じです。確かにこのままいけなくもないですね。
でも・・・ステムのトップブリッジがささるとこの径が全然ちゃうがな！！！
やっぱこれZ650用と違うのかな？？？・・・・あわてて画像で色々検索してみたけど、どれも今回買ったトップブリッジと同じような径に見えます。
再度色々情報漁ってみましたがステムの径の事は何にも情報が出てこなかったです。みんなこのままいってるのかな？？？それとも年式でステムトップの径が違うのかな・・・。まあでも今現在オークションで出品されてるトップブリッジはどれも同じに見えるしどうしようかな・・・。


ちょっと考えた結果、あっそうだ。カラー作ればいいやんか。という事で作りました。

















良い感じに出来上がりました！！

あとは一旦サンドブラストで剥離して再塗装です。








クリヤーは半艶位にしときました。





丸目も中々いい感じですね








ありがとうございました。






  

お預かり中のZ400FXですが、クラッチがゼファー400用のクラッチに変わっているようでFXのクラッチカバーに比べて結構外側に出っ張っています。
ステップ周りはFXの為、ブレーキペダルがクラッチカバーに当たってしまいます。その為カバーとペダルが干渉しないようだいぶ下に下げた位置からペダルを踏みこまなければいけない状態でかなり操作性が悪いです。
ここの修正の依頼を受けたのでやってみました。



現状はこんな感じです。少し余裕を見て1.5ｃｍ位は外側にペダルを移動させる必要があります。












まずはカラーの作成から。これは簡単です。アルミの丸棒からフレーム側のシャフトの外径にあわせて内径を切削するだけです。







問題はナットです。本来は普通のナットでいいんですけど今回外側に1.5ｃｍ位出てl来ているのでナットをかける事が出来ません。







なのでこんなのを作りました。
17ｍｍ径のアクスルシャフトを必要な長さにぶった切ってフレーム側のシャフト径に合わせて外径を切削しました。







続いて8ｍｍの雌ねじを切ります。







・・・で、出来上がりがこれでーす。












取り付けたらこんな感じです。











でもまだもう一つ問題が残ってます。マスターのロッドを付ける部分も外側に出た分戻してやらないといけないです。
なので一旦切り取って溶接にて戻しておきました。












  

随分前に依頼を受けてレストアを進めていたシャリーですが・・・・もう完成してます！！
最初に手をつけたのはかれこれ2年位前かな・・・！？

完成後の出来上がりを披露していなかったのであらためて。


最初はこんな状態でした








それはそれはいろんな作業を経て・・・・


こうなりました


















50ｃｃといえどもここまでやるとやっぱり結構な金額になってしまいました。だいぶ最初の予想金額からオーバーしてしまいましたが快くOKだして下さったオーナー様に感謝しております。
有難うございました！！！  

お預かり中のZ400FXにハンドルロックストッパーを溶接しました。
こちらの車両はフレームはZ500用のフレームが使われている為、ハンドルロックはメインスイッチで掛けるんじゃなくてハンドルを右にきってフレームに付いているハンドルロックでかけるようになっています。
ただロック自体がこちらの車両には付いていなかったので、お客様にどちらが希望か聞いた所メインスイッチでかけれるようにしたいと言うことでした。
なので、こんなストッパーを溶接します。






あと、このフレームは過去に再塗装されているようなのですがフレームナンバー部分にも塗料がガッツリ塗装されていてかなり読みづらくなってます。いや、むしろほとんど読めないです。特にナンバーの下の部分は・・（汗）
今回ストッパーを溶接するのでネック部分は再塗装するんですけど多分ナンバー読めなくなっちゃうと思います。







なのでナンバー救出しておきました。





ある程度ペーパーで露出さしてから一文字づつ文字に埋まった塗料を掻き出していきました。地味に結構な手間なのでフレームを塗装する時はナンバー部分に塗料をかけすぎないよう塗装する必要があります。
以前、外注でパウダーコートに出したフレームもこんな感じでほとんどフレームナンバー読めない状態で仕上がってきました・・・
相手はそういう塗装の専門業者だったので特に何も指定とか要望は言わなかったんですけど後々の事なんも考えてないんかいって感じですね。







ストッパーの溶接も






次はネック部分の塗装です。













あと、ステムの動きがかなり悪かったのでステムベアリング、レースも交換しておきました。
外してみるとテーパーローラーベアリングが装着されていたんですけど、締め付けトルクが無茶苦茶だったのでそのせいで動きが悪かったようです。レースにはベアリングの筋が付いていました。















  

整備、カスタム中のFXですが、純正のハンドルスイッチを装着しました！
元々はCBX用の右スイッチ、ゼファ用の左スイッチが付いていました。因みにこちらの車両は電装系はゼファー400用に変わっていました。
なのでメインハーネスもゼファー400用です。






スイッチがFX純正でハーネスがゼファー用なので1本づつ配線を組み替えていく必要がありました。
FXの配線図は手元に持っているものの、ゼファーの配線図が無かった為結構苦労してしまいました。前はカワサキに問い合わせたら配線図のFAX送ってくれてたんですけど、いつの頃からかマニュアルを購入しろと言われるようになりました・・・。
勿論、必要なら購入するけど配線図しか必要ないし無いと絶対にどうにも出来ない・・・って訳でもないので今回は手探りでいく事にしました。

他のメーカー様は自分の会社が販売した車両なので当然のように整備に協力してくれるのにカワサキさんは・・・正規販売代理店しか相手にする気ないのかもしれないですね。







左右共ちゃんと全てのスイッチが作動するように配線の組み換えが完了しました。







  

在庫車だったアドレスV125Sご成約頂きました。ありがとうございます。








ハイスピードプーリーを付けておいてほしいとご要望頂いたので、弊社代理店を務めているUPSの製品を・・と思ったら残念ながらアドレス用はラインナップがなかったです。

代わりにKN企画製のKOSOハイスピードプーリーキットを装着しました。






こちらはドライブフェイスやウェイトローラーもセットになっているので楽ちんです。










有難うございました。  

Z400FXのカスタムや整備を承りました。

見た目結構綺麗なFXです。・・が3個一位で作成されているようで色々と問題が有ったり変更希望部分があったりで
いっぱいやる事があります。

時間は結構もらえているので色々やっていこうと思います！




  

先日整備作業が完了したDT125Rですが追加でチェーン交換ご用命頂きました。
RKのゴールドチェーンでと言う事でしたのでバッチリ交換しときました。











その他サイドカバーのグロメットも交換して完了です。ありがとうございました。  

かな~~~~り久しぶりの更新です・・・もはや年の瀬に近づきつつありますね。早すぎ・・

まったくもってブログを更新する気力が無かったのでほとんど写真とかも撮ってなかったんですけど・・たまにお客様からブログ更新ないねなんて言われるとまだ見てくれてる人もいるのだと写真だけでも撮り始めたりしてたんですけど。
結局書かないとどれが何の写真だったかも曖昧になってきたりで結局書かず・・・なんて日が続いてました。

でもまた書くことにしました。書いてたら宣伝にもなるし！見てくれてる人もいるし！

今日はDT125Rの修理依頼分からです。こちらのお客様もブログ見てくれてるそうでご依頼頂きました。有難うございます！






この車両はガレージまで引き取りに行く約束をしてたんですけど・・・まんまとやっちまたんです（汗）
そう。すっかり忘れてすっぽかしてしまったんです（汗、汗、汗）

翌日お客様から電話で言われるまで忘れているという失態をおかしました。すみませんでしたーーー。

それでも怒ることなく作業依頼して頂き感謝です。


さてこちらの車両ですがまずお客様が一番きにしておられたのがマフラーからの白煙の多さでした。
何が原因での白煙なのかを確認する為走って見た所、5分位走っても特別気になる白煙は出てなかったです。

2ｓｔでよくあるのはマフラー（チャンバー）の中でカーボンが詰まってきていて排気管が熱を持てば持つほどそのオイルにまみれたカーボンが溶けて白煙がひどくなってくるという症状があります。（白煙が次第に増える症状は多分そういう原理なのだと自分で勝手に解釈してます）まさにそれでした。そういう場合においも結構独特なにおいに感じます。
ひどい場合は次第に詰まりがひどくなっていきエンジンとまったりします。アドレス110でポーアイの奥の方でそうなった事あります。とっても調子良かったけど白煙の多さだけが気になっていたので走ったら溜まったカーボン吐き出せるかなーって思って走り続けてたら次第に不調になって止まりました。そしてマフラー交換するまでエンジンかかる事はなかったです。
あの時はその現場の近くに住んでたお客様に電話してニケツで店まで連れて帰ってもらいました。いやー助かったっす。

話がそれましたけどこの車両はそこまでではなかったので1時間半位走り続けてみましたが多少改善はみられましたが白煙が収まる気配はなさそうでした。

昔はよくドラム缶に焚き木ごとほり込んでカーボンを焼いてしまう手法が一般的？だったと思いますけどさすがに今の時代街中でそんな事してたら苦情の嵐かつ当店は阪急の高架下で営業しているのでおそらく阪急から大目玉を食らうと思うので出来ません。
仮に出来たとしてもなかのグラスウール自体使い物にならなくなるのでは？？？と思うんですけど実際どうなんでしょう？？
だれかできる人いたら連絡下さい。お願いしたいので。

とりあえず近くにやってくれる所もありませんので中古を探す事となりました。まあ中古はしょせん中古なので装着して走ってみないと使えるのかどうか分からないと言うリスクはありますが新品が手に入らない以上は仕方がありません。


今回は当たりで白煙は気にならない（もちろん通常の白煙はあります）状態にはなりました。ただ同一年式の物は出ておらず多分後期の型のサイレンサーだと思いますが多少形状が違いました。装着自体には問題なかったです。

その他はエアフィルターがすでにスポンジではなくなっていたので新品交換しました。






あとはミッションオイル交換、エンジンオイル抜き取り交換、クーラント液交換、フォークオイル交換と油脂類の交換をメインに行いました。







それと水温計が全く動かなかったのでメーター側か壊れているのかセンサー側が壊れているのか調べた所、メーター側は問題なかったので水温センサーを交換しました。あとオイルタンクのキャップとフロントブレーキセンサーも。






このセンサーが中々高かったです。まあでもまだ部品供給されてるだけでも良しとするしかないですね。


現在とっても好調です！！  

ゼファー400のオイル交換とヒューズが飛んでしまうからみてほしいという事で入庫しました。






そうなる前に何かしたか聞いてみると右スイッチを社外の物に交換したという事でした。
すぐヒューズが飛んでしまうので10Ａのヒューズが入る所に30Ａのヒューズを入れてますって事でした・・・。これ絶対やったらダメなやつです。
ヒューズは安全回路なので。不具合があるから安全の為にヒューズが切れて電気を流さないようになっているんです。なのでヒューズが切れない位大きなヒューズを入れてしまうと・・・・・・どこかでショートしてたら配線が燃えちゃいます。最悪は車両火災になりますね・・。

今回、とりあえず10Ａのヒューズに戻してエンジンかけた所全然ヒューズが切れる気配はなく問題なさそうでした。
なのでもう一回お客様にどういう状況でヒューズが飛ぶのかを聞いてみたところ、走ってたらすぐ切れると言う事でした。

右スイッチを交換してから症状が出たと言う事だったので、右スイッチを一度外して配線の噛み込み等が無いかを確認してみましたが問題有りませんでした。


外装外して配線を確認していくと左スイッチ側の延長線が焼けてるのを発見しました。






左スイッチを分解してみるとハザードスイッチ、ウィンカースイッチのプラスチック部分に変形を確認。配線も焼けてます・・・。










メインスイッチからの茶色線も焼けてました。






これはウィンカーが怪しい・・・・・・・でウィンカー線を確認してみると右前ウィンカーのアース線がメインハーネスのポジションランプ用の青色線にささってました（汗）
これじゃ挿した瞬間にヒューズが飛ぶはずですね。そこに10Aのヒューズのかわりに30Aのヒューズを入れたものだからヒューズが飛ばず配線が耐えれずに焼けてしまったようです。車両火災にならなかっただけ良かったと思います。

左スイッチは中古で探して交換、配線修正して作業完了です。あとオイル交換も承ってたのでアマリー10W-40にて交換しときました。
ありがとうございました。